春は別れと出会いの季節

先週からのお彼岸を挟んだ日々は、義母が泊まりに来たり、

シフォンの制作販売以外の日も忙しく過ごしていました。

 

少し前のことになりますが

今年もおはぎ(春のお彼岸なので、ぼた餅ですね)を作りました。

不揃いなおはぎに使ったもち米は、母が買い置きしていたもの。

家族の誰かにおめでたいことがあると、すぐにお赤飯を炊いてくれた母が常備していたものです。

「みんなで食べれば、亡くなったお母さんも喜ぶよね?」と

おはぎにして家族で食べました。

 

最近、実家の冷蔵庫に入っていた、塩昆布とか紫蘇ふりかけとかの乾いた物もようやく引き取って、

野菜と和えて父のおかずに持って行ったりしています。

 

母が残していった物は、母が生きていた証でもあるので

簡単に処分する気持ちにもなれないし(たぶん父も)

片づけるのは容易ではないのだけれど。。。

 

それでも少しづつ。

ひとつ片づけては、母との別れをひとつづつ前に進めているような気もします。

 

 

この週末は、大切な友人が引っ越しました。

ちょっと遠くて淋しい。

と同時に、初めての土地で生活を始める友人に、良い出会いがあるよう祈っています。

 

春は別れの季節。

そして出会いの季節と言いますが

出会いとは、新しい環境や相手との出会いだけでなく

別れを経験した後の、新しい自分との出会いでもあるのかもしれません。

 

新年度。

学生さんにも働く人にも

素敵な出会いがありますように。

 

私もワクワクしながら、今年の春を過ごしましょ!