夏休みの宿題(図工)

シフォン販売日に、玄関前でお待ちいただく

ベンチのお座布団が完成しました!

アルミ製の外用ベンチは

扱いは便利ですが、ちょっと冷たい感じがして

休みの間に作りたいと思っていたのです

 

夏休みの課題の中で

こちらは、図工の宿題といったところかな?

実は、実家の父との合作です

 

最初の計画では、パンヤか何かを詰めて

のうさぎの刺繍をしたカバーを作ろうと考えていました

 

カバーをして使うものだから、中の生地は丈夫なら何でもいいと

実家の母が遺したたくさんの生地から

こちらのふとん生地をチョイスしました

 

私の実家は、ふとん屋を営んでいたので

母がふとん皮(生地)を縫い、父が綿入れする姿を

幼い頃からずっーーーーと見てきました

 

実家のミシンで生地を縫っていたところ

「中には、ちゃんとした綿を入れた方がいい」と父

でも、見よう見まねで生地は縫ったものの

さすがに綿入れは、私にはできません

 

「年をとって納得のいく綿入れができなくなる前に」と店を閉めてから

もう何年も綿入れをしていない父でしたが

パンヤを入れると聞いて、職人魂に火がついたのか?

綿を入れてくれることになりました

 

そして完成した、ベンチ用の長座布団です

 

ふとん屋の娘を50年やってきた私

素人とはいえ、その布団の良し悪しはすぐに分かります

綿の入り具合は均一か?

閉じ糸の閉まり具合はどうか?

角がきれいに出ているか?等々

つい、鋭い目で出来栄えを判断してしまいます

 

果たして、この座布団は・・・?

父の年齢とブランクを痛感させるものとなりました

「とても合格点はやれないな」とつぶやいた父自身は

私より、もっともっと痛感していたことでしょう

 

それでも、父との合作でできた座布団

のうさぎの大事な宝物が、またひとつ増えました

 

せっかくなので、カバーはしないで使おうと思います

でも、ふとんド素人の夫の目には

「サイズもピッタリだし、すごくいい!」出来のようですので

安心してご利用ください

腰かけてまったりとお待ちいただければ嬉しいです