9月から、販売を再開しました

販売を開始して2週目も終了し、今日は十五夜

写真は、いつも販売の日に仕切りに使っている大きな風呂敷です

以前の会社でお世話になったおじさんから「ウサギの模様だから」と頂いた物ですが

まさにお月見の模様ですよね!

今夜は、お月さま見られるかなあ?

 

さて、2か月ぶりの販売

長いお休みにもかかわらず、待って下さっていた方もいて

本当に有難く思っています

何より、あの猛暑の日々を過ごして、また元気でお会いできたことが嬉しいです!

 

お会いできなかった間の出来事など、ゆっくり伺いたいと思うのですが

どういう訳か?

お客さんって、来る時は集中して来られるので、なかなか思うようにいかないのが悩みの種です(涙)

 

でも、お家で「美味しいね」とシフォンを食べてもらえたら

それで幸せ💛

私のシフォンで、ほっこりタイムを持ってくれたらいいなと思います

 

話はかわりますが、私は詩が好きで

中でも、最近よく思い出しているのは、石垣りんさんの「表札」という詩です

 

販売が始まって、色々なお客さんとやり取りしていると

お客さん側の期待を感じることも多くなります

出来るだけ応えたい気持ちの一方で

その週に焼くシフォンの種類に始まり

果ては、のうさぎの在り方とか姿勢まで・・・

悩むこともいっぱい出てきます

 

でも、初心を忘れずに

のうさぎの表札(のれん)は、しっかり自分で出そう!!

改めて、そんな風に思っています

 

つい口に出している「表札」

ちょっと長くなりますが、ご紹介します

(ちゃんと引用してないので、正確でなかったらごめんなさい

 

 

 

自分の住むところには

自分で表札を出すにかぎる

 

自分の寝泊りする場所に

他人がかけてくれる表札は

いつもろくなことはない

 

病院へ入院したら

病室の名札には石垣りん様と

様がついた

 

旅館に泊まっても

部屋の外に名前は出ないが

やがて焼き場の罐にはいると

とじた扉の上に

石垣りん殿と札が下がるだろう

そのとき私がこばめるか?

 

様も

殿も

付いてはいけない

 

自分の住む場所には

自分の手で表札をかけるに限る

 

精神の在り場所も

ハタから表札をかけられてはならない

石垣りん

それでよい